天空の餅つき in skybldg その2

田んぼが出来ていた事にかなり衝撃を受け
同時に稲作の風景が頭に次々と浮かびました。



2006年の春に桜を撮りに来たときにはまだ変わっていなかった花野。
それが田んぼに大変身。

しかしいくら大阪がヒートアイランド現象で暖かいからといっても
7月の末に田んぼを作って稲作を開始とは
収穫をいったいいつ頃に見込んでいるのだろうか

突然のプロジェクトに吃驚してインフォメーションで質問攻め
でも総合インフォメーションはあまり情報を持っていませんでした。

わかったのは田んぼと畑をスカイビルで働く人々のボランティアが主体になって
管理運営していくらしいということだけでした。

 



田んぼが出来た事でそれはそれで楽しみが増えたと
スカイビルに今日も通う夏の夕暮れ。

夕暮れのスカイビルは梅田北ヤードと一緒に撮れる
阪急中津駅の上の橋梁から狙うのが好きです。


暗くなればライトアップが始まります。

スカイビルの照明施設は『光の楽器』をコンセプトに作られています。

空中庭園の概観を照らし出す METAL
地上からビルの各施設の概観を照らし出す XENON
タワーイーストとウエストの壁に埋め込まれた FIBER
吹き抜け空間に閃光を走らせる FLASH
空中庭園の下部に波のような揺らぎを見せる COLONA

昼間はガーデンの緑とカーテンウォールに映る空を楽しみ
夜は光の音楽会を楽しめるのがスカイビルの素晴らしいところです。

しかし田んぼは夜に来てもよく見えません。



9月に昼間訪れた時、畑の畝とそこに元気に育つ野菜に呆然としてしまいました。

とにかく管理がよいために異様に成長が早いと
『花野』時代から不思議が多かったのですが
このすくすく成長する姿にはびっくりです。

やっぱりスカイビル、お天道様の愛情も足元までたっぷり届いているようです。


田んぼの方はというと加速しているかのように生育は良好です。
しかし田んぼの向こうにピアスタワーが・・茶屋町アプローズが・・
なんというアンバランスな風景。

でもそれが魅力的♪


すくすく畑にはいろんな野菜が植えられています。
サニーレタス美味しそうです。

お茶に大根、九条ねぎに青首大根、ブロッコリー
しいたけにキャベツと、思いのほか種類が豊富。
無農薬だという事でかなり虫にやられている野菜もありましたが
100点で無く60点の野菜を目指すという控えめなコンセプトも良いですね。


サツマイモも発見。

いもほり

したい

食べたい

うぅ

ここで育った野菜はどなたの口に入るんでしょうか。


そしてこんな説明板が新設されているのを発見しました。

『花野』は『里山』に変身したようです。

大阪が誇る美しい建築物の足元に里山がやってきたのです。

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